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最後の砦との向き合い方

昨日は会員さんとの面談があり、婚活の状況や今後の活動方針などをお話してきました。

最初は周囲にも極秘で結婚相談所の活動を始めた彼女ですが、最近は皆に活動内容を話したりとかなりオープンにするようになったといいます。

というのも、現在彼女は34歳。周りに独身者が多いから自分の活動をシェアしてあげたいという気持ちも大きいようです。

結婚相談所は入るまでの方が、勇気がいるのかもしれません。

入る前は恥ずかしいから絶対まわりに知られたくない!と言っていた彼女が、本当に結婚したいなら結婚相談所がいいよ!と活動わずか1カ月程度で周囲にオススメするようになったわけですから。

 

 

結婚したいからと婚活している人はたくさんいると思います。

アプリ、合コン、パーティーなどは婚活中の人は、だいたい利用したことがあるもの。

なのになぜ結婚相談所は利用してみないのでしょうか?

結婚相談所は

・結婚したいと思っている人しかいない

・絶対独身

・年齢、年収などに偽りがない

・恋人関係になってからプロポーズまで待ちくたびれない

という条件がそろっています。

この条件は手軽に始める婚活ツールでは得られないものでしょう。

結婚を真剣に考えているなら、こんなにいいツールはないはずなのに。

 

そんな話しを昨日会員さんとしていたところ、「結婚相談所は最後の砦って感じがするので入会に勇気がいるのではないか」という意見がありました。

なるほど、最後の砦か。

しかし疑問が・・・

ん?最後の砦だとなぜ勇気がいるんだろう?

まず最後の砦の意味を考えます。

 

外敵侵入から本拠地防衛するための、最後建造物を意味する語。転じて勝敗趨勢最終局面左右する、重要な物事の意味で用いられることもある。”

Weblio辞書より引用

 

この意味を婚活に当てはめると

「一生独身にならないための最後のツールであり

結婚できるか、できないかを決める最後の選択肢」

ということになりますでしょうか。

なるほど、結婚相談所は最後の選択肢と思われているようですね。

ここでまた疑問が。

「最後」っていつ?

今は熟年離婚や熟年結婚なども増えています。

湘南結婚相談室にいらっしゃるお客様は女性ばかりなので、女性目線で話しを展開すると皆さん、子供を授かりたいと思っているかたがほとんど。

そうすると、出産年齢をリミットとして「最後」と設定するのが自然でしょうか。

 

厚生省発表の「2017年人口動態統計月報年計(概数)」によると平均出産年齢は第一子30.7歳、第二子32.6歳とのこと。1980年代では30歳を超えての出産は高齢出産と呼ばれていたなんて信じられない数値です。

今は40代の芸能人が妊娠して・・・なんていうニュースも耳にしますが、専門家によると妊娠のピークは20代中盤で、そこから徐々に妊娠しにくくなるのと同時に、母子ともにリスクが生まれやすくなるのが現状なんだそう。

「●歳以上は妊娠できない」「●歳以上の出産はこんな病気になる」など決定的な数字がない分、「最後」を設定することが、とても困難な状況に立たされているのが今の30代、40代婚活中の女性なのではないでしょうか。

だから、自分の「最後」の年齢の見極めができず、そして認めることができず、さらに年齢を重ねていってしまうのではないでしょうか。

 

最後の砦でもダメだったら、きっと結婚はできない。

これが、結婚相談所を遠ざける無意識に存在しているイメージなのではないかと思います。

 

そんな婚活中のあなたに私はいいたい!

「最後」と認識する前に、結婚相談所を使ってほしい。

あなたはまだ選ばれる人なんだから。

 

忙しい現代人、独身の方とどこで出会いますか?

交際した後に、結婚しない主義と宣言されたらどうしますか?

事実婚状態の現状からどうやって正式な夫婦になりますか?

人と人の事ですから、自分の思うようにいかないのは当然。

だから、「結婚するという目的」を達成したい人たちは、ルールがある結婚相談所で効率よく活動しているのです。

皆、未来のお相手とどこに行きたい!とか

夫婦でこんなことに挑戦してみたい!とか

こんなことをしてあげたい!とか、普通の人たちが夢を達成するため結婚相談所を利用しています。

 

 

あなたのイメージで最後の砦だからと、利用しないのはもったいないと思いませんか?