湘南結婚相談室の山中です。
今日のブログは久しぶりに自分のことを書こうと思います。
1月末、長男がコロナにかかり、2日後には長女が感染、そのまた2日後には夫が感染という日々を過ごしていました。
幸い1,2日で症状は治まりましたが、私が倒れるわけにはいかないと感染対策を何日間もしながら過ごす日常はなかなか精神を削る作業でした。
本来我が家は、家事は夫としっかり分業させていただくスタイルです。
ですから、基本食器の洗い物は私はしませんし、皆自宅にいれば洗濯物を干したり、たたんだりは家族全員で行います。
土日は夫がすべての食事を担当してくれます。
知ってます。
知っていました。
しかしながら、ほぼ初めての「ワンオペ」生活。
洗濯物をたたみ終わっても、子供たちに洋服をしまってもらうこともできず・・・
食事の準備ができても、おはしを用意することもお願いできず・・・
麦茶のおかわりも自分でさせられない・・・
もちろん食料の調達(置き配ですが)から、調理、後片付けまで本当にひとりの作業は、「疲労困憊」の一言でした。
子供たちのちいさな手。
何の力もない手だと思っていたけれど、実は私の力になってくれていたということ。
そして、あたりまえのように分担している家事は、ひとりでやるとこういうことなんだということに気づきました。
感謝しているつもりだったけど、あたりまえになっているこの生活は、あたりまえではなく、たくさんの「手」に助けられ支えられて生かしてもらっているといういうことを感じさせてくれた貴重な時間でした。
しかしながら、夫が発症した3日後には私も発熱。
いやでも、大事な仕事も終わったし、夫も家事ができるまで回復したし、思い残すところはないぜ!休ませてくれ!そんなタイミングでした。
寝たきりの間は夫も2本の手でがんばってくれました。
(とはいえ、検査結果は私だけ2回もやって陰性という奇跡!笑)
熱も下がったし、陰性ぼっちの私は今日から母業へ復活です。
「あたりまえだと思わずに、感謝の心をもって」
そんな言葉をよくカウンセリングでお話します。
でも、本当の感謝は残念だけどあたりまえを失ったときにしか感じることができないものなのかも知れません。
今ひとりぼっちだと感じている人もいるかもしれない。
でも、感じてみてほしいんです。
あなたにもたくさんの「手」の存在があるはずです。
その「手」を感じられるかどうかは、私たち次第なんです。
そしてその2本の「手」はたくさんの人を助けたり、力になったりできる「手」です。
無力なんてそんな人はいません。
大切なあなたの「手」は惜しみなく大切な人の為に使ってあげてほしいなと思います。
≪Special thanks≫
今回のこの件で
「食材届けにいくよ!」とか「必要なものがあったら言ってね」とか優しさもたくさんいただきました。
本当にありがとうございます。
違う形でも私も優しさを届け循環させていけたらと思っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。