結婚相談所をしていると、よく聞く言葉。
それが「いい人がいたら結婚したい」という言葉です。
言葉通りに受け取れば、そりゃそうだよね。っていう言葉なんですが、この言葉を発する人には隠れた結婚できない理由があります。
はたしてその理由とは?
1.いい人はどこかから舞い降りてくると思っている
「いい人がいたら結婚したい」という人は、いい人に会うための行動が伴っていない事がほとんどです。
行動が伴っている人は「いい人をみつけたい!」と言うところ、「いたら」という言葉を使っているのがそれを物語っています。
そして残念ながら、いい人というのは都合のいいように舞い降りてくるものではありませんので、結婚が遠のく、、、というわけです。
2.いい人がどんな人なのか具体的じゃないor自分と釣り合っていない人を指している
そのいい人ってどんな人?という問いをすると、あやふやな回答がとても多い。
優しくて、家族を大事にしてる人?とかそんな回答です。
そんな人、山ほどいらっしゃいます。
いい人像があやふやだと、いい人に出会えたとしてもいい人だと気づくことができません。
欲しいものがわからなかったら、買い物に行っても何を買っていいかわかりませんよね?
それと同じです。
また、あまりにも夢物語ないい人を語る人もいます。
年齢は自分より10歳年下で見た目は美人じゃなくてもいいけど可愛い雰囲気で、、、
年収は自分の倍くらい稼いでいたらいいかな~
もちろん夢物語もけっこうです。
しかし、そのいい人があなたを選ぶメリットってありますか?
そしてそのいい人とは、理想が膨らみ一生出会う事ができないでしょう。
3.いい人がいたら、自分を選んでくれるという前提がある
では、1000歩譲っていい人に出会えたとします。
「いい人がいたら結婚してもいい」なら、結婚を考えますよね。
では、そのいい人に恋人として選んでもらえますか?
結婚相手として選んでもらえますか?
出会うだけでは結婚できません。
婚活では選ぶ作業ばかり目がいきがちですが、実は選んでもらう側でもあることを失念している人がとても多いです。
そして、一度選んでもらえない経験をすると自信をなくし恋愛からどんどん遠ざかっていくというのがデフォルトです。
こう考えると結婚のお相手をみつけ、一緒になることって本当に奇跡のようなことですね。
いい人がいなかったら結婚しない自分をきちんと見つめ、覚悟をもってからではないと、この言葉を発するのをしないことをお勧めしたいです。