初回のカウンセリングでは、「どんなお相手と結婚したいですか?」と聞くことがほとんどです。
背が高くて、年収もそれなりにあって、顔は中の上くらいで・・・・
なんていういわゆる「高望み」の回答も時にあるのですが
一番深刻なのは
自分を選んでくれるなら、どなたでも、、、という方。
さて、この方どうしていきましょう?!

選んでくれるなら誰とでも・・・?
婚活はお相手のあることですから、こちらが好意を持ったとしても、相手にも良いと思ってもらえるわけではありません。
「選んでもらえるなら誰でもいい」という方は、一見控えめで上手くいきそうな方に感じるかもしれません。
では実際に婚活を始めるとどうなっていくのか。
私は2タイプいると思っています。
まずは「誰でもいい」と思っていたはずなのに、誰でもよくないとすぐに気がつき方向転換する方。
もう一人は本当に「誰でもいい」と思っていて、言われるがままに申し込み頂いた方と会っていくタイプ。
前者のタイプは健全だと思います。
しかし後者はやっかいです。
誰でもいいと思っているのに、なぜ?
さて、後者のその後はどうなっていくのでしょうか。
お見合いは順調に決まり、なんとなく交際へも進んでいきます。
しかし交際1,2カ月程度でお相手から交際終了を言われてしまうのです。
なぜ?
それはお相手が、誰でもいいと思っている人に選ばれたくないということを悟ってしまうからだと思います。
誰だって結婚のお相手は「最善」の選択をしたいと思うはず。
その最善は容姿かもしれないし、年収かもしれないし、フィーリングかもしれない。
相手が自分のことをさほど想っていないなら、あなたは他の人と結婚すればいいよね。と思うわけです。
なにかしらでも愛情を感じられるお相手ではないと、良い結婚ができるとは思いませんよね。
もし「誰でもいい」とあなたが思っているなら
過去に拒絶をされたり、大きく自信を失う出来事があったのだと思います。
そこで突然自分の欲しいものを欲しいと言っていい!とお伝えしても、自信をもって!と励まされても簡単にできることではありません。
自分と一緒になりたいと思ってくれる人がゼロなんて、そんなことあるはずありません。
まずは自分の価値をちゃんと理解すること。
過剰に評価をする必要はありません。
ちゃんと自分にもいいところがあって、それをお相手にみせていく練習をしながら婚活することが、時間はかかるけれど幸せな結婚ができる一番の近道なのではないでしょうか。